マクロソフト社は来年発売予定のOS「ウインボウズビスコ」で一部の単語を漢字変更しようとすると別の漢字に変換されるという機能情報を発表した。
マクロソフト社によると、「パソコンのワープロソフトによって感情が伝わる文章が少なくなった、死語をいつまでも使い続けるものが多い」との文部科学省のまとめた次世代日本語育成の指針の指摘に対応するためだという。対象となる単語は300種程度を予定しており、苦情は受け付けないという。
例えば若者に死語化している「俺」は「漏れ」、「希望」は「キボンヌ」、感情表現を豊かにするために「来た」は「「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」」などと変換されるように仕様が変更になるという。今後新OSビスコではこのような俺、希望、来たなどの漢字は変換されなくなる。
業務用、家庭用OSで9割のシェア(占有率)を誇る最大手が、新日本語を変換することにより、他社も追随してくるものと見られるが、早くも企業などからそのような日本語を使用すれば信用問題に関わるとの声もあがっている。しかいマクロソフト社は古い人間は従来機種を使用すればいいと歯牙にもかけない様子。
その他にも「2000円札」が死語として変換されなくなり、「1000円札2枚」と変換されることが明らかになり、肖像の首礼門がある沖縄県では早くも次期ウインボウズの不買運動を進めようという動きがあるという。
文部科学省言語・情報課の話「時代にそぐわないに日本語ではなく新時代の日本語が定着することを期待する」
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